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一歩踏み出す勇気があれば、演劇って楽しい 余市紅志高等学校 演劇部

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一歩踏み出す勇気があれば、演劇って楽しい 余市紅志高等学校 演劇部

2017/12/19

 余市紅志(こうし)高校。その歴史は古く創立は今から94年前の1923年。統合により余市高校を経て、2010年に現在の校名になった。人口減少により生徒数も減少する中、少人数でも同校の演劇部の活躍はめざましい。本年11月に開催された「第67回全道高等学校演劇発表大会」で初めて最優秀賞を受賞した演劇部の3年生吉田部長と顧問の千葉先生、立川先生に演劇にかける熱き思いを聞いた。
 そもそも演劇部に入るきっかけになったのは、2年生の時に支部大会で最優秀賞をとって全道大会に出ると知った時です。演劇というとイメージは、小学校の学芸会的な印象しかなく「なんか気持ち悪いなぁ」と思っていました。入部を誘われた時、みんなの演じている姿を見て「演劇ってこんなに楽しいんだ」とガラッと変わったからです。当時は、3年生しか在籍していなく、2年生は僕一人。そのせいか、先輩はとても優しく接してくれ、すぐに馴染むことが出来ました。最初は、やっぱり照れもあって演技するのが恥ずかしい。僕もそうでしたけど、後輩にとって先輩からの一言って大きいんですよ。今年の個人目標は一日一アドバイスなんですが、一緒に舞台に上がっているので、言ってもらって動くのってすごく参考になる。そういう積み重ねを毎年バトンパスするように出来るのが部活の良い所だと思います。そうしていくうちにある時から演技をしていても恥ずかしいと言わなくなるんですよ。その時が「あっ、変わったな」と思える瞬間です。そうなると今度は、どうにかして人を楽しませようと移り変わってきます。どんどん練習して、演技している時も自分から何かやってみたいと思うようになり、やっている本人も楽しくなってきちゃいます。そうなってくると殻がむけて一気に上達していきます。誤解を恐れずに言えば、演劇って他のスポーツと比べると敷居が低いと思うんです。今回のテーマである野球部で考えると、全国大会に出るとなると相当ハードルが高い。小学校から少年団に入り、中学でシニアリーグ、そして高校は甲子園常連の強豪校に進学。でも、甲子園に出れるかって言ったらわからない。それどころかレギュラーになれない可能性もある。演劇は、やり方さえ間違えなければ高校から始めても、十分良いものが作れる。役作りにしても道具作りにしても、自分の役割がきちんとこなせているだろうか、周りを見ながら動いているか、人間関係が円滑にいくようにコミュニケーションが取れているか、各自自信がない中でも堂々と振舞う力をつけて人として成長する過程は、いろんな部活があっても学びは同じだと思っています。

「おにぎり」

 今回の演目は「おにぎり」。札幌に芝居を見に行った時、舞台からしゃぼんの匂いがしたんですよ。洗濯の話だったんですが、劇って見て、セリフを聞くという視覚と聴覚の芸術という認識が、「鼻も」ってびっくりしました。驚きと感動で、次の自分たちの劇は何かの匂いを必ず入れようと思ったんです。高校生が舞台に上がって何が出来るかなぁと考えた時に「そうだ、ご飯だ」とひらめきました。どんなシチュエーションがいいか、いろいろ議論になりました。設営上人数や設定の難しさもあり、野球部の部室で夕方の捕食がてらにおにぎりを握るということに落ち着きました。その部室の中で進路に悩む高校生の心理。おにぎり作りを通してコミカルかつシリアスに自分を発見するという1時間の物語です。
余市紅志高校は、3年連続で全道大会に出てずっとコメディ路線でいっています。見ている人たちも「なんかやるぞー、笑わせてもらおう」って思ってくれた雰囲気がありました。支部大会では、初めて大きな舞台でやる生徒が多い中、上演が1番目でみんなガチガチに緊張していました。にもかかわらず、しっかり練習もできていなかったのでセリフは飛ぶわ、舞台は固いわ、伝播したのか客席も固かった。なんとか、全道に進めて今度は十分に練習を重ねて、自分たちが楽しもうと切り替えが出来ました。11月苫小牧で開催された全道大会では、18校中14番目の上演。会場の反応もすごく良くて、笑いの渦でどっかんどっかん湧いて、自分たちもますます楽しくなってハイになって、でも後半のシーンとするところは食い入るように見てもらって、すごくいい雰囲気で終わりました。上演後に感想ボードに「腹筋への暴力、腹筋が崩壊した」などの書き込みがあり、いい上演が出来たと満足感がありました。
 表彰式は、上演順に発表していくんですが、過去に全国に出ている学校もあったのに自分たちの前に表彰されていないので「あれっ」感じでした。ドキドキしている中、自分たちの番になって「最優秀賞」と言われた時、あとの学校の発表があって騒ぎづらいんですよ。小さな声で「やったね」と静かに興奮してました。

最後の舞台を見て!

 この大会で最優秀賞を取ると長野でやる高文連全国大会に出場します。でもなぜか来年の8月なんです。3年生は出ることができない。周りから何回留年しろと言われたかわかりません。でも、このメンバーで12月23日に余市町中央公民館と来年の1月12日札幌かでる2・7で2回公演が出来ることになりました。審査講評にもあった「腹を抱えて笑いながらも、その笑いの中にしっかりとストーリーが組み込まれていた」「高校生とは思えない新しい劇の誕生」と評価された余市紅志高校演劇部の舞台を是非見に来てください。あなたの腹筋壊します。

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