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第5回日本タウン誌・フリーペーパー大賞 大賞受賞 総合商研(株) JP01編集長 土居 功

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第5回日本タウン誌・フリーペーパー大賞 大賞受賞 総合商研(株) JP01編集長 土居 功

2016/01/16

 第5回を迎えた日本タウン誌・フリーペーパー大賞。全国276件の応募の中から今回、北海道の会社が大賞を受賞した。道内勢の大賞受賞は3年連続。今回の大賞、JP01は市販のタウン誌と違った切り口で誌面作りを行い、地域の日常が非日常的魅力と感じられる道内各地域にスポットを当てたのが特徴だ。取材しやすい札幌圏に偏重せず、道民ですら知らない穴場の魅力を発信し続けるJP01編集長の土居功氏に話を聞いた。
知らなかった北海道の魅力を伝える

 私ども総合商研は、折込チラシ印刷を柱とし、主に流通小売業等に向けた販促計画、集客施策、店内演出など総合的に販売促進を支援する会社です。しかしIT化や長期デフレ、人口動態の激変により、過去のビジネスモデルを踏襲するだけでは会社の成長はない、と考えました。地域企業がより販売促進に意欲を持つには、地域経済の元気が必要です。人口減少社会では、来訪者増加によって地域経済が元気になるため、人々の出かけたい・買いたいという心を動かす地域情報の発信を、会社の人的・生産的な資源を使ってやってみよう、と。それがJP01創刊のはじまりです。一般的な北海道の地域情報誌は、食事、温泉、観光施設の紹介が多いのですが、実はそれだけじゃない。情報収集すると、普通じゃない食べ方がある地域があったり、変わったことを一生懸命にやっている人々がいる。周りの人の驚きに「何がおかしいの?」と逆に疑問に思う地元の反応が面白く、魅力に繋がると思ったのです。観光トレンドは近年、団体型から個人型が主流になり、さらにリピーターはディープな世界を求めています。また各地域ではご当地文化を生かした手作り体験プログラムを行う人々も増えています。JP01は、この二者を出会わせる媒介役になろうと考えました。昨今、特産品の買い方も単なる物の購入ではなく、ご当地の物語を体験共有する購入、心の価値観を高めることが大切になった気がします。北海道は、いい意味で純朴な田舎です。自転車で北海道一周中の若者が道に迷いフラフラになっていた時に農家の人が見かねておにぎりをくれたとか、私自身も先月、奈井江町で路肩の雪山に車を突っ込んでしまい、通りすがりの人に助けてもらいました(笑)が、助け合いの精神が今も息づいていて、道外からのとある移住者曰く「北海道はキセキ」だそうです。都会の殺伐した暮らしで失った古き良き日本が残る場所。北海道にまた行きたいと思わせるのは、人を介在した心の交流が琴線に触れるからに違いありません。

 2013年に創刊したJP01は、年に4回発行し無料で配布しています。道内の道の駅や高速道路のSA、ガソリンスタンドなどを中心に5万部を置いています。道外の人にも知ってもらいたですが、個人的には、地元に人にもっと自分のまちを誇ってもらいたい。取材先の根室の漁協での話ですが、跡継ぎ息子に「こんなつまらない仕事をしたくない」と言われ都会に出ていかれた漁師さんが少なからずいて、この地で暮らす誇りを失いかけた中、ある時「バートウォッチングツアーに漁船で協力を」と旅行会社を辞めた移住者から漁協に依頼があったそうです。主に野鳥ファンは海外の富裕層で、根室のごく日常の野鳥は世界でも珍種・希少種が揃っており、一度来れば二週間も滞在します。「浜の魅力を作ろう」という一心で、漁師さんたちは本業を続けつつ慣れない観光ノウハウを覚え、今ではリピーターも多いそうです。北海道ってまだまだ捨てたもんじゃない。JP01を通じて、道内各地の知られていない魅力を伝えることで地方消滅を打開する一助になれば、と思います。農業や漁業や林業、山に海。北海道は未発掘の宝の山だらけで、掘れば未来には無限の夢が広がっていく。地域の人たちにこうした潜在能力に気づいてもらい、取り組みの参考書としてもJP01を活用してもらいたいと思います。




北海道応援マガジン

 創刊直後に予想以上の反響があり、自分たちの力量や狙いが社会的にどう評価されるか知りたくて、フリーペーパー大賞に応募しました。ただ不安もありました。一般的にタウン誌・フリーペーパーは、飲食店などの施設とその提供品の紹介が圧倒的に多く、JP01のようなスタイルは異質です。しかし、今回大賞を受賞した際に審査委員からのコメントとして「ただ伝えるだけでなく情報が面白く料理されている。ここに行ってみたくなった」と言われ、目指したものが評価されたことをスタッフみんなで喜びました。この賞は、有料無料あいまみえた地方雑誌の全国コンテスト最高賞です。会社としても、過去のビジネスモデルや過去の業界内の位置づけから脱却する象徴のひとつだと思いますし、他の仕事と兼務で頑張るスタッフたちにおいても、仕事に対する誇りが高まり未来への自信とともに人脈の拡大に貢献しています。

 今年は、3月に函館まで新幹線がつながります。創刊2号から道庁ともタイアップしてPRのお手伝いもしています。北海道は40%近い人が東北からの移住だと言われています。新しい企画として、新幹線開業を契機にルーツを探す旅みたいなものを取り上げてみたい。地方消滅に真っ向から立ち向かい、夢や希望、生きがいをいつまでも語り合える大地北海道。いつの時代であっても遺したい我がまちらしさを今後も発掘し、情報発信し続けたいと思います。


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