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野球が僕を育ててくれた。甲子園で恩返し。札幌大谷高等学校 野球部監督 船尾 隆広

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野球が僕を育ててくれた。甲子園で恩返し。札幌大谷高等学校 野球部監督 船尾 隆広

2019/03/14

 札幌大谷高校。その歴史は古く、今から113年前女学校として創立。2009年男女共学化に伴い、野球部を創部。昨年、秋の北海道大会で初優勝を果たし、全国の地区代表が集う明治神宮大会では並み居る強豪を制し、初出場初優勝という快挙を成し遂げた。325日から始まるセンバツ甲子園大会初出場が決まって、練習に熱が入っている中、船尾監督に野球にかける熱き思いを聞いた。
泥臭く、光る個性

 

出身は道南松前町で、父が少年野球に関わっていたことから、小学校3年生から野球を始めました。その当時、函館有斗が甲子園に出ているのを見て、高校は有斗にしか行ないと決めていました。中学の部活も軟式で、弱いチームだったため一般入試で有斗に進学しました。親から内野手用のグローブを買ってもらい、念願の野球部に入ったら当時の上野監督から「おまえ、足が速いな。外野やれ!」って言われたんです。硬式のグローブは高いんですけど、嫌だと言えないじゃないですか。足の速さで、レギュラーになり夏の甲子園に出場。エースは盛田幸妃さん。その年のドラフト1位で横浜に指名された投手です。初戦は沖縄水産。盛田さんも速かったけど、対戦した上原さんはもっと速かった。高校1年で甲子園に出たけれど、地に足がついていなくフワフワした感じでした。翌年春もレギュラーの半数は残っていたので甲子園に出場。4年連続で甲子園は、有斗の全盛時代だったかもしれません。

卒業して、社会人野球の新日鉄室蘭に入社しました。廃部のため95年にNTT北海道に移籍。97年にはインターコンチネンタルカップに日本代表として選ばれました。当時は、、全員が社会人・大学生のチームでしたが、投手では、上原・川上・建山、捕手阿部、野手は高橋由伸、二岡、福留といったメンバーで後にプロに入って活躍した選手ばかり。決勝は、アマ最強と言われていたキューバに112と快勝し12大会ぶり2度目の優勝。しかもキューバの連勝記録を151で止める思い出深い大会でした。日本は、今も昔も個で戦うというよりチームの繋がりを重視していると思います。中でも、ミスターアマ野球と言われていた日生の杉浦さんは、どうやってチームをまとめるか、どうしたら選手個々の良い所を引き出すのか、ということをチームの中心選手としていつも考えている姿勢を見て非常に勉強になりました。高校、社会人と凄い選手たちを見てきたけど、負けたくない、追いつきたいといった気持ちで、モチベーションを高めていた現役生活だったと思います。でも、プロに行った人たちを見てレベルが違うなぁと感じプロは諦めました。

 

大谷での指導

 

 35歳で現役を引退し、サラリーマンとして仕事をしていました。そんな時、社会人野球時代から知っている太田総監督から誘われて大谷付属中学の外部コーチとして週末だけお手伝いすることになりました。4年後の2012年お世話になったNTTを辞め、大谷学園の職員として転職。野球人として、何らかの形で恩返ししたいと思っていたので、野球に携わる仕事をさせてもらえたことを本当に感謝しています。

2年間中学生を教えた後、大谷高校の監督に就任しました。一番目に教えることは、道具を大切にすること。野球って意外に道具代にお金がかかるんです。グローブ・スパイク・バットを始め他のスポーツに比べて気安く出来るスポーツじゃない感じがします。選手たちには、野球をやらせてもらえることを当たり前に思わないでほしいと言っています。環境を与えてくれる両親に感謝し、だからこそ自分勝手な選手になって欲しくない。どんなに技術があっても最低限のルールも守れない選手は使いません。いつも「野球の神様に見られていると思って過ごしてほしい」と伝えています。そして、挨拶。生きていく上で、人と関わることは絶対に避けて通れません。やがて誰もが社会に出る時がやってきます。そこの職場で可愛がられる人材になるためには、挨拶が出来ること、素直であること、コミュニケーションが取れること、自ら考える力があること。そんな人間になって欲しいと思って指導しています。

 

センバツ甲子園へ

 

 大谷が他校と違うのは、中高一貫教育で中学の部活として硬式野球をやっていることをあげられています。指導者も同じ敷地内で中学、高校、大学と連携をしながら見ていますので、それぞれ選手たちを把握しながら指導できるのは大きいと思います。今のチームでも中学までは補欠だった選手がいます。中学生は成長期でまだ体が出来上がっていなかったり、技術が未熟だったり往々にしてあります。選手には「自分で限界を決めつけるな、諦めるな」って言っています。それが伝わったのか、必死にバットを振って、諦めずに練習に取り組み、今回レギュラーを獲得した選手が出て指導者としても嬉しい限りです。自分自身もそういう選手だったし、チャンスなんてゴロゴロ落ちている。そのチャンスを捕まえる選手になって欲しいと思っています。

 チーム指導の柱は、自分たちで考えて自主的に取り組むこと。単にやりたいことだけをやらせるのとは違います。何が必要で何を変えるべきか。このやり方をここ最近取り入れてから伸びてきている手ごたえを感じています。一緒にタッグを組んでいる五十嵐部長は、駒大苫小牧で甲子園連覇した時の三塁手。当時と同じように一戦づつ成長していくのが強いチーム。創部から10年で甲子園に出場が決まりましたが、今度は監督として行くのでフワフワはなく楽しみです。初出場なので、まずは一勝。そしていつか優勝チームを創ることが僕を育ててくれた野球の神様への恩返しです。


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