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日本一をギュッと、たまねぎでまちおこし ㈱グリーンズ北見 営業課課長補佐 丸山 勇太

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日本一をギュッと、たまねぎでまちおこし ㈱グリーンズ北見 営業課課長補佐 丸山 勇太

2017/04/14

 たまコロ。日本一のたまねぎ産地である北見市で作られているオリジナルコロッケ。昨年10月に開催された第4回全国コロッケフェスティバルにおいて初出展で見事グランプリを獲得。農産品でまちおこしを起こそうと活動している㈱グリーンズ北見のチームリーダーである丸山勇太さんに地元愛とたまコロにかける熱き思いを聞いた。
 弊社は、今からちょうど30年前の昭和60年4月に設立されました。北海道のたまねぎ生産量は全国の約6割の69万㌧、そのうちの40%が北見で作られています。優良な商品も出る代わりに規格外も多数出てきます。この会社ができるまでは規格外のたまねぎは全て捨てていました。見た目は多少傷がついていたり、形の大小はあっても味は同じ。そのたまねぎを加工して使えば、農家の人も儲かるようになり新たに地元に雇用も生まれる。何よりもったいないじゃないですか!そんな理由で北見市をはじめ管内の農協やホクレンなどが出資してできた会社です。
 北海道は、昔から言われていますが、農海産物は一流のものが多くあるけど加工して付加価値をつけて売ることが苦手じゃないですか。御多分に漏れず北見でも良いたまねぎを作ってもそのまま流通に卸して終わりという時代が長かった。そのため本州でたまねぎの生産が多い淡路や佐賀の方がブランドとして有名になっている。生産量は日本一なのに北見と言っても誰も知られていない現実を目の当たりにして悔しい思いでいっぱいでした。出荷するときは箱に北見たまねぎにしているのに、スーパーなどで販売されるときは北海道産。「北見ってどこ?」そんな扱いをずっとされていました。




北見たまねぎをブランドに

 弊社は、生産は行わないいわゆる加工会社であります。全国の名だたるレトルトカレーや業務用で使用しているオニオンソテー、大手メーカーのおろしダレなど誰もが知らず知らずのうちに一度は口にしているくらい出回っていると自負しています。それなのに知名度が低い。私は、営業担当として北見たまねぎをブランド化しようと思い至ったのです。2014年に地元のコンサルティング会社に依頼し、具体的な行動計画を立てました。北見たまねぎのブランディング確立のためどんな商品がいいのか。地元の人たちに愛される商品とは、北見市民にたまねぎを通じて誇りに感じてもらう。単に北見たまねぎをPRするだけにとどまらず、まちおこしまで広げていきたいと思ったのです。いろんな商品を試行錯誤して作ってみましたが、イマイチ成果として安定しない。原点に立ち返り、自社の商品を見てみると、22年前から作っているコロッケがあった。当時は、オニオンコロッケという名前で細々と売っていました。しかし、地元出身の私でも知らない。全国各地の物産展に行っても北見のオニオンコロッケですと言っても誰も関心を持ってくれない。試食してもらうと、みんなおいしいと言ってくれる。味は間違いないんだと確信しました。普通コロッケというと、ジャガイモやクリームを使うイメージですが、弊社のコロッケはそのどちらも使っていない。たまねぎの味を最大限引き出すのに甘くなるまで炒め、そこにツナとマヨネーズを絡めたもの。衣のサクサクした食感を出すために卵は使わずバターミックスで仕上げています。次にやらなければならないことは、わかりやすく一言で表現すること。そしてたどり着いたのが「たまコロ」。地元のスーパーで親子が「今日はたまコロにしよう」そんな会話が生まれ、ソウルフードになることを期待して名付けました。当初は、3か月もあればこのプロジェクトは終わるなぁと甘い考えでしたが、ここまで1年半もかかってしまいました。




たまコロでグランプリ

 弊社の取り組みを評価してくれて農林水産省みらい基金から助成金をもらえることになりました。この基金の目的はオホーツク圏のたまねぎ加工を通じた地域づくり。昨年は北海道に4回もの台風が上陸し、北見でも川が氾濫したまねぎ畑が水没するなど甚大な被害を受けました。こんな時だからこそ、全国のコロッケフェスティバルに出場し、優勝することで農家さんを勇気づけたいと思ったのです。開催地の茨城県龍ヶ崎市は人口8万人の街。明るいニュースを地元に届けたいと一致団結した我々は、10時から15時までにたまコロを売りまくりました。なんと販売数は5千個。そして来場者は6万8千に。私は参加する前から優勝する自信があったのです。コンセプトも味も自分たちが一番だと確信していました。でも実際、壇上で呼び上げられた瞬間は鳥肌が立ちました。優勝した際のスピーチで「感無量です」なんて人生で初めて使いました。

 以前は、地元のスーパーでもおいてもらえませんでしたが、たまコロができて、なおかつ優勝したおかげで地元はおろか、札幌でも置いてもらえるようになりました。でも私たちは販売数を伸ばすことも大事なのですが、それより北見の玉ねぎをもっと知ってもらうこと。そのために専用のパッケージを作り、北見の場所と日本一の生産地だということを一層PRすることを重視しています。21世紀は、まさに食がキーワードになっています。オホーツク圏内でも生産者さんの高齢化が進み、離農者も増えている現実がある。私たちは、生産物を加工する六次化のフロントランナーとして、問題を解決し、この地域の皆さんに愛され、いつまでも必要とされる存在となるよう活動を続けてまいります。



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