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ビブリオバトルで本の良さを伝える 旭川実業高校 3年 田端 健浩

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ビブリオバトルで本の良さを伝える 旭川実業高校 3年 田端 健浩

2018/01/19

 ビブリオという言葉を知っているだろうか?2007年京都大学の一研究室において、論文紹介といった盛り上がらない勉強会運営に疑問を感じ「何かおもしろいやり方はないか?」と考えたことから始まったもの。高校生の部は、2014年から全国大会が始まり第4回北海道大会優勝者は旭川実業高校田端健浩さん。いよいよ1月28日早稲田大学で開催される全国大会に向けて準備に追われる中、本に対する熱い想いを聞いた。
 小学生の頃から本を読むのが好きでした。宮沢賢治さんの銀河鉄道の夜が映画化されて授業で見る機会がありました。それが中途半端な状態で終わり、原作を読んだことが本を読むきっかけになりました。本は、気軽にどこでも読める。主人公の考え方や生き様を垣間見えたり、知らない世界やありえないような状況でも、まるで自分が経験しているような気になります。最初は、ハードルを低く挿絵とかが多めで、文字数が少ない薄い本から始めるのがお勧めです。それでいて自分が興味あるもの、趣味にしているものを探すと結構面白く読めるのではないかと思います。あまり難しい本や知らない本だと敬遠しがちになり、読むのも気が進みません。テレビでドラマ化されたり、映画化されたりして名前を知っているものや、何かの賞を受賞していて面白いことが最初から分かっているものなどがとっかかりとしては良いのではないでしょうか。僕個人のお勧めは、「謎解きはディナーのあとで」などを書いている東川篤也さん。ミステリー作家なんですが、適度にコミカルなギャグが入り殺人事件であっても重くなりすぎずサクサク読めます。あとはライトノベル系も好きです。中でも成田良悟さんの「バッカーノ」は、1700年から始まって2003年までの続く物語で100人近いキャラクターが登場して頭の中を整理するのが大変だけど、群像劇にはまります。本からいろんな教訓や学ぶべきことがあります。最近読んだ本の中で、主人公が「挑戦もしないで最初からあきらめている人生なんてつまらない」といった発言から、自分なりに前向きな考え方や思考を受け取ったりしています。

ビブリオバトルで優勝

 現在図書委員長をやっていることもあり図書館に頻繁に出入りしています。昨年の5月に今の図書館に移転リニューアルされました。それまでは一番上の階で古くて窓もない所で誰も寄り付かなかった。年間で20人も来なかったと思います。今では1階に移りガラス張りで開放的になり、多くの生徒が来てくれ活気が出てきました。本の並べ方も工夫しました。最初は旭川、旭山特集。漫画や雑誌、ライトノベルや囲碁将棋、そして芥川賞や直木賞も置き手を伸ばして活字に触れてもらえるようなことを意識しています。DVDも気軽に見れるし、新聞も置いています。新聞なんか閲覧台で広げて読んでくれるだけでうれしい。記事をコピーすることもできますので先生も利用しています。その影響で自習の勉強にくる人も増えました。あとは、図書館にこんな本がありますという図書館便りを発行したら完璧です。忙しすぎて、まだやっていませんが・・・

 ビブリオバトルに出るきっかけは、2学期が始まってすぐに「出てみない?」と勧められたから。もともと人前で話すのが苦手で避けていたんです。だけどこれから大学に進学するとプレゼンやレポート発表などあると聞き、それならこの大会に出て人前で喋るのに慣れるためにも挑戦しようと思ったんです。ビブリオのルールは大きく3つあります。

1. 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる
2. 順番に一人5分間で本を紹介する
3. 各人発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分行う

全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員で行い,最多票を集めた人が優勝し、紹介した本が『チャンプ本』となります。
 
 僕が選んだ本は「LIFE人間が知らない生き方」。ビブリオバトルに参加する際に聞いたこともない大会だったのでどんな本を紹介していたのか調べました。そうするとちょっと内容のとがった本や、雑学的なもの、受けそうな本といった傾向としてありました。図書館でそんな感じの本がないかと探していたら、新しく入荷した本の中にこの本と出会ったんです。動物系ならみんな興味がある。そして、旭川と言ったら旭山動物園。軽く自己紹介する時にこれで掴みはバッチリだと思いました。だけど僕たちは初めて参加したため何も知らなかった。投票は会場に入っている人全員がするんです。北海商科大学の大会議室に150人位の人がいて、学校によっては応援者がいっぱい来ている。その人たちも投票ができるのに、僕たちはたった3人。いよいよ4人によるバトル決勝が始まり、一人目は演劇調で弁論大会顔負けのパフォーマンス。あーこれは負けたと思いました。こうなったらテンション高めで笑いをとるしかない!と臨みました。質問タイムでもパンダに関する問いで笑いがとることができ、自分としては満足できるプレゼンで終えることが出来ました。2位から発表されたのですが、何と2位は優勝したと思った彼。もしかして、にやけんなよ、まだ笑うなと思いつつ「チャンプ本は旭川実業田端君」と言われた時には「マジかぁ、本当に優勝かぁ、東京か」と膝がガクガクしていました。全国大会で北海道はまだ優勝したことがないんです。あわよくば優勝をって思って行ってきます。


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